山形県と福島県で新卒採用のコンサルティングを行っているハンズバリュー株式会社です。
新人コンサルタントとして、お客様に役立つ情報提供を頑張っています!
人財の退職を引き起こす能力のミスマッチ
人財が退職する理由は「人間関係」といわれていますが、人間関係とは?深く考えたことはありますか?
もちろん、職場内に問題のある社員さんがいて、直接的に人間関係が悪いケースも少なくないですが、採用コンサルティングをしている中で「パワハラやセクハラをしている社員さんはいない、特に人間関係に問題があるように思えない…」という会社さんもいらっしゃいます!
さて、お客様(経営者様)からすると、ますますわかりません。
私たちハンズバリュー株式会社に、仕事を発注するお客様はもともと職場環境やワーク・ライフ・バランスを積極的に取り入れようと努力されている方ばかりです。新人さんが退職するときに「人間関係」といわれてしまうと、何を改善していいかわからなくなりますよね。
このような場合、人間関係を深く考えると答えが出てくる場合があります。
人財の能力のミスマッチです。
能力は合わせるべきである
能力が高い従業員さんで、会社を構成したいと考える経営者の方ばかりでしょう。
しかしながら、能力に差があると社員さんが長く続けられません。長期間勤務ができるケースと、即退職ケースを箇条書きで説明します。
◎【上司】能力の高い社員⇔【新人】能力の高い社員、どちらも長続きします。
×【上司】能力の低い社員⇔【新人】能力の高い社員、新人さんは、即退職です。
×【上司】能力の高い社員⇔【新人】能力の低い社員、上司さんは、精神的な健康被害に遭うことがあります。
◎【上司】能力の低い社員⇔【新人】能力の低い社員、どちらも長続きします。
ものすごく単純化して説明しているので、乱暴な説明であることはご承知ください。
また、能力の高低で人間の価値ははかれないものですから、誤解しないようにお願いします。
弊社代表の島田はお客様に「能力の高い新人さんを確保しても、続けられなければ意味がない。経営理念をもとにして同じ方向をみてくれる人財で、かつ長期間育成できる人財こそが会社にとって必要である」と助言しています。
上司さんも新人さんも気持ちよく働けるように、自社にふさわしい能力をもった人財をアサインすることが大事だと考えます。学歴や大学名、適性検査の結果などで決めたくなる気持ちもわかりますが、受け入れる部署や会社のレベルから考えないと、人財は長く勤務できませんし、当然ながら育成もできません。
どうすればいいのか?
人手が足りないからと言って、いきなり採用に動くことは悪手でしょう。
私たちハンズバリュー株式会社では、お客様に経営理念の策定と自社のレベルの把握から始めることをお勧めしています。一見遠回りのように感じるかもしれませんが、入社して即退社の無限ループに陥らないために絶対的に必要な工程と考えています。
ご参考ください。
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